卒業後の将来の展望について


■名前…………Y・Rさん
■コメント
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体験談:
私は「食道業」で知られる大阪において、調理師学校・レストラン・ホテル等に青物を主 体とした食材を調達する会社を運営している。卒業後は、現在の青物業を基盤として、微量ミネラルバランスのとれる健康を重視したレストラン展開をしたいと考えている。
今日の我が国においては、成人病の増加が悩みとなっており高齢化社会と言われつつも半健康な人間が増加している。それは、とりもなおさず、食に起因していると思われる。かつて、岩手大学の大沢博史教授が少年院で凶悪な犯罪や暴力などを犯した子どもに過去の食生活の聞き取り調査をしたところいずれもスナック菓子や糖質ドリンクが中心のひどい偏食だったという。物心一如という言葉があるが、物質と精神体と心は別々ではない。栄養不良が心身の病気や犯罪を増やしている一因といえなくても無い
であろう。カルシウムは、イライラを防止し、マンガンが不足した牛は子牛可愛がらないと言う。牛の受胎率の低下原因は、微量ミネラルバランスが不足した場合だとされる。
中国の克山地方で克山病という癌が動物に集中発生していた事がある。
獣医が作物の種をセレンの水溶液に浸してから畑にまくように指示してからそれ以後、その地方の動物には癌は出なくなった。血液中の血清セレンが0.25ppmなると白血球の殺菌力が増して癌が消えるからだ。
私は、自分のレストランを通じて「健康」を提供したいと考えている。ミネラルは、感情や情緒に深く結びついている。子どものやる気を育てるのも食べ物だ。
これまでの農業は、農薬や化学肥料などで自然界の秩序を破壊してきた。
人間の健康にとって、非常に影響の大きい微量のミネラルバランスを重視した農法に注目すべきであろう。将来は、大学の研究機関や、農業に従事する人々の協力を得て、過疎地を利用した本物の食材作りにも挑戦してみたい。
健康体に必要な栄養素・微量ミネラルを含んだ土壌(土と水と空気と生物が協力して作る生命圏のこと)を作り、本当に必要な栄養を含んだ作物を、自分のレストランで
提供したい。そのためには、職業のない人には職業を与え、過疎地を有効利用して地域の活性化にも貢献したい。
今はまだ、夢を抱いている段階ではあるが、これからは、着実に、一歩一歩、事業展開するつもりである。
高校を卒業させていただき、厚く心から感謝しております。

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